Oh mammyの "Hakko Curry"
お母さんの味にこだわった
元木マミの、カレーの原点
私は、ある時期から発酵食や微生物に興味をもつ機会がありました。
そして、腸内環境こそが健康のカギを握っていることを知り、発酵についてを学び、理解を深めていきました。
人間の腸は「第二の脳」と言われています。脳は感情や心の働きを司っています。
発酵食品で腸内環境が良くなれば、身体も脳も心も、すべてが整うのです!
私は「発酵」を通して、みんな健康で、爆笑しながら生きてほしいです。
そうした想いから、日本人のソウルフードと「発酵」を掛け合わせた「発酵カレー」にたどり着いたのです。
以前に学んだ薬膳の知識も取り入れることで、体に負担のない、健康効果の高いカレーを作りたいと思いました。
日本のカレーの美味しさはそのままに、いや、それ以上を目指しました。
長い期間温めてきたレシピの試行錯誤を繰り返し、たっぷりの野菜とアクセントの果物、スパイス各種に加え、ミキ、酒粕、ホエイ、玄米酵母菌、柿の酢、黒にんにくなどと合わせ、赤ワインで煮詰めることでやっと生まれたのが、
この「発酵カレー ”Signature Hakko Curry” 」です。
母が、お客様が喜ぶ姿を思いながら時間をかけて一生懸命作っていた、カレーへの思いを胸に刻み私もバトンタッチして。
『なぜカレーなの?』と人から聞かれたとき、「カレー」について思い巡らせていると、頭のなかに様々な場面がよぎりました。
真っ先に浮かび上がったのが、母の姿でした。私の実家は横浜で、様々な飲食店を経営していました。
15歳の時に父が亡くなり、母は女手一つで喫茶店を切り盛りしていました。
『そこで作っていた、母の本格カレー』
おいしい「カレー」を作るために時間をかけて、目を離すことなく、小麦粉をゆっくり1時間強ほど、琥珀色になるまで炒める。
時々、疲れて痛む右腕を振りながら根気と体力を鍛える作業をしていた母の姿。
煮込み始めてからしばらくすると、香ばしく芳しい、スパイスの香りに店内が包まれました。
私のお腹はたちまちぐぅーされ始め、もう「カレー」以外の食べ物は考えられませんでした!(笑
その香りに誘われたお客様もみんなこぞって「カレー」を注文していました。
カレーと、パンが焼けるときの香は無条件で幸せを感じられました。
そのカレーは「おいしい」を超えた、彼女の思いのこもった、体も心もあたたまる、特別な「カレー」でした。
私は未だ母の「カレー」を超える「カレー」に出会ったことがありません。
日本人のソウルフード
それから数年の時を経て、私も結婚して、アメリカでの生活と子育てをしていく中で娘と同じ位の年齢の子供を持つ日本人のママ友が増えていきました。
日本人たちで何かイベントがある度に登場する食べ物はいつも「カレー」でした。
大人も子供も集まり、大喜びで、大笑いしながら食べられる、皆が大好きな「カレーライス」。
「カレー」は、日本人にとってのソウルフードの一つだと思います。
ただ、一つだけ残念に思っていることは、ついつい食べ過ぎてしまった後の胃腸の不快感。
その原因は、市販のカレールーには大量の「ラード」が使用されているせいでしょう。
体調が優れないときは、特に体への負担が大きいと感じていました。
発酵カレーのINGREDIENT
体も心も喜ぶカレー
大好きなカレーを、罪悪感なく、身体スッキリ、おいしいね、を合言葉に皆さんに、”お母さんの味” を感じていただけるように。
そんな風に食べてもらえることが、私の心からの喜びです。
皆様から返ってくる笑顔と信頼が、最高のエネルギー源!
たくさんの可能性を秘めたカレーをこれからも、もっと工夫を重ねて、さらに美味しく、体と心が喜ぶ発酵カレーを作っていきたいと思っています。
是非とも、Oh mammyのカレーを味わってみてください。
そして、感じたことやリクエストやご意見があれば是非お聞かせくださいね。
今後の展開もどうぞお楽しみに!
目には見えない微生物が
時間をかけて生み出すのは
“旨み” だったり “香り” だったり。
これが発酵の醍醐味。